上平北小にて主権者授業 "みらいく" を実施!
民主主義に地域社会から「手触り感」を!
こんにちは、尾花あきひとです。
私が所属する 公益社団法人 埼玉中央青年会議所 では上平北小学校に ご協力いただき「教育現場から主権者意識を向上させるプログラム みらいく」を実施しました!
身近な話題をテーマに、個人〜公共と広がるにつれて可能となる社会課題の解決方法を児童の皆さんに話し合ってもらい、それぞれの案に投票をしてもらうプログラムでした。
発表内容はどれも素晴らしく、持続可能な社会づくりや公共に関する子ども達の意識に大変驚かされました。先生からは「地域や国の未来を決定していく感覚を感じてもらうきっかけになった」との声を頂きました。先生も当初は「生徒から活発に意見が出るかは未知数」と述べられていましたが、保護者の方々の前で素晴らしい話し合いと発表が行われ 先生も驚かれたとの事でした。
教育現場での主権者教育には政治的中立性が大前提ですが、それを担保しながら取り組みを進める必要性があると日々感じています。
地域社会から「民主主義や政治」を手触り感のあるものとし、時代に合わせてアップデートしていくよう取り組んでまいります。
関係各位と児童の皆さん、青年経済人の仲間に心より感謝を申し上げます!
■地域社会と民主主義について 私の考え
かつての若者世代には、学生運動の歴史の反動等から「政治と距離を置く事がスマートである」空気が存在したともいわれますが、これからの時代は、民間にできる事は民間が行いつつも 政治分野の判断が透明・最適に行われないと、社会そのものがもたなくなります。
少し時間を要したとしても「この問題はどこが起点になっていて、現在地はどこか」を丁寧に説明し、一人ひとりが正しく把握していく事が、人が 政治を自分の物語として感じるために、そして、自由が保障される民主主義国家としての日本を 次世代に繋いでいくために 必要なものです。
多くの人にとって、政治に関心を持つきっかけとなるのは、子育て・介護といった「ある日突然、福祉や地域の繋がりが必要になる」瞬間です。私たち 政治に携わる人間は、そういった日々の生活の現場に「具体的変化」を起こす事を通じて、主権者が 政治や民主主義に「手触り感」を感じる場を増やしていかなくてはなりません。
同時に、フェイクニュースや情報簡略化の弊害が見えてきた昨今だからこそ、単純な「右・左」といった思想の単純化に逃げる事なく、ものごとの「過程」を丁寧に発信していくことが重要です。
尾花あきひとは、情報発信の効率性・正確性の両立に努めるとともに、地域の懐に入って 多様な人々と意見を交え、そのお声を力に 各種取り組みを進めてまいります。