公社事業対策特別委員会 県内視察
特別委員会視察にて、県出資法人に関する調査を行いました。
ーーーーーー<調査事項>ーーーーーー
❶(株)さいたまアリーナ
さいたまスーパーアリーナ・けやきひろば・TPOROの指定管理
❷(公財)埼玉県公園緑地協会
埼玉スタジアム2002公園
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
❶は、主にさいたまスーパーアリーナについて
(1)2000年以降の収入・集客の推移
(2)他に類を見ない「ムービングブロック」機構による客席等、3万7000人収容能力等の施設機能おさらい
(3)改めての防災拠点としての姿
(4)大規模改修計画について
を中心に調査。
建設当時には規模の大きさへの反対意見を耳にしたこともありました。
しかし2000年代以降は文化やコミュニティ形成の場が都市の現場からネット上に移行し、大規模イベント等のいわゆる「現場」を要する祝祭の場選びは、都市空間より、ハコのインフラと単純なスケールが重視される時代になりました。
現代では、文化は地理より建築との関係に移行しているゆえ、大規模収容が可能な当施設の建設は先見性があったものと改めて感じます。
そんな当施設も大規模改修が予定され、2026年(令和8年)1月中旬から最大18カ月の休館が予定されています。
❷では、W杯予選で驚異の勝率8割を超えるミラクルスタジアムでもある、埼スタを調査。
昨年、天然芝の張り替えを実施したピッチの確認を行なったほか、この芝の一般開放や、公園およびスタジアムを活用したランニングイベント・アーバンスポーツ等のイベント開催状況について調査を行いました。
県としては、サーキュラーエコノミー実証実験として、ペットボトル分別や回収ボックスの改善、回収物からの品物試作を実施しており、利用者の皆様のご理解とご協力のもと一定の成果が出てきています。
【産経新聞】完成以来初の芝生張り替え 埼スタ、「最高のピッチ」へ