危険ブロック塀の補修について　
小中学校・保育施設・公共建築物

こんにちは、上尾市議 尾花あきひとです。

昨年6月の大阪北部地震におけるブロック塀倒壊を受け、国は公共建築物をはじめとする塀の安全点検を打診。
上尾市も市内小中学校・保育所等 公共施設のブロック塀調査を実施し、対応を行っています。

「国土交通省　建築物の塀（ブロック塀や組積造の塀）の安全点検等について」
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/blockshei

市内各施設の改修スケジュールは、以前SNSや紙媒体の市政レポートでお知らせいたしましたが、

８月末時点での予定一覧

その後 終結報告がないため、私から進捗状況を各担当（教育総務部、高齢福祉部、こども未来部）に確認しました。
最新の状況は以下となっています。

ご覧のように全体としては完了に向けて進んでいますが、

◆緑丘保育所
　該当箇所が別件の外壁工事の資材置き場となっている。
　その工事が終了次第すぐに修繕を行う。
　人が近づかないようには対策済み。３月までに全て完了予定。

◆上平保育所
　見回り点検では問題無かった(８月報告)が、内部を撃ち抜いて調査したところ、
　高い壁の筋交いに課題を発見した。
　補修対象として追加し対応。２月末〜３月には完了予定。

終了していない２箇所について新たに報告が上がってきました。

担当課が３つにまたがっていますが、全工事が終結した時点で取りまとめた報告があるか確認したところ「現在のところ予定していない」との事。
年度末時点で 議会に対し改めて報告を行うよう依頼をかけました。

猛暑を踏まえてのエアコン設置同様、本来「事故があってから対応」では遅いわけですが、財源の課題もあり、悲しい事故をきっかけに行政が動くケースは現実に多いです。
防災行政は、少しでも「想定外」をなくすよう日頃から想像力を働かせる必要があります。
皆様も周辺でお気付きの事がございましたら是非お知らせ下さい。

国交省ホームページより