「プレミアム付商品券&キャッシュレス事業」について参考人招致
商工会議所の考えと協力体制が明らかに
こんにちは、上尾市議 尾花あきひとです。
市内の景気喚起を主旨とする「プレミアム付商品券 & キャッシュレス事業」案に関する審査について記載します。
市は秋の議会での議案提出にあたり、当初、市議会に対して「商工会議所が実施する事業に対し 市が補助するもの」と説明しました。
この案件の審査にあたった文教経済常任委員会の場で、発案経緯を確認するため 私の発議で商工会議所を参考人としてお呼びしたところ 市の説明とは事実が大幅に異なる事が判明。
商工会議所が委員会へ回答
会議所から以下の旨、説明がありました。
ー説明要旨ー
商工会議所「案は市が全てのプロセスを固めてから依頼してきたもので、会議所の発案ではない。
会議所では過去に『プレミアム付商品券が売れ残った』事をふまえ『有効性に疑問がある』との旨 内部答申が出ている。
事業への意見を述べても中々反映されて いないのが現状。
(※ 初夏 市が専決した『市内企業への一律5万円給付』の際も会議所は『同予算額なら 他市の ように困窮企業を抽出し より大きな額を給付した方が本当に困っている企業を救えるのでは』と意見したが市は 聞き入れず一律給付が決定した)
『委託で中抜きしている』といった誤解が生まれないよう申し上げるが、今回 我々は一切手数料は取らないつもりで 1円の利益もない。
しかし、市内活性化の主旨ならばと、市案には異論も あるが 会議所の存在感のためにも、あくまでも汗をかきましょうという立場である』
私は「市は商工業の声を聞き 会議所との協働についてもこれを期に見直すべき」と要望。
他議員も参考人発言 を聞き「会議所に責任を押しつけず市は丁寧に対応すべき」と要望され、会議所の姿勢を理解されたようでした。
下記リンク先にて委員会でのやりとり【動画】をご覧になれます。
商工会議所の今回の事業に関する考えのほか、市との協働体制全般についても伺う事ができますので、是非ご覧頂ければ幸いです。
【動画】09月08日 文教経済常任委員会(1:09:25〜商工会議所出席)